ファイル共有を実現するための機能とは

ファイル共有というのは、複数のユーザーが同じ一つのファイルを共同で利用するというものです。

こうした場合には、複数のユーザーからアクセスがなされることになりますから、当然にアクセスの競合という問題が発生することになります。
このアクセスの競合が発生する場合というのは、読み出し時にではなく書き込み時であるために、一人のユーザーが書き込みを行っている最中は、他のユーザーは書き込みができないよう排他制御がなされている必要があるわけです。



そして、あるユーザーによる書き込みが終了して初めて、他のユーザーは書き込みを行えるようになる、といった仕組みになっていなければなりません。

このように、複数のユーザーが同じデータを共有して利用するといった場合には、単独でファイルを利用する場合とは異なって、複数のユーザーによるアクセスの競合が発生しないように制御して、共有するデータの整合性が保てるように調整するための機能が必要となってくるのです。



ファイルにはアクセス権といったものがあって、各ユーザーごとに、書き込みや読み出し、削除といった処理を行える権限を設定できるようになっているのですが、複数のユーザーによる共有が行われる場合には、その書き込みや削除といったアクセス権の制御が不可欠となるわけです。



グループウェアのように、個人ユーザーではなく、複数のユーザーで共同利用するために提供されているソフトウェアでは、こうしたアクセス制御機能があらかじめ組み込まれているわけなのです。